夏休み、親子でファクトリーツアーはいかがでしょう?

紙加工のイベント4Fes!の際に 

『こういう工場イベントは年に1回だけなのですか?』

『平日しかファクトリーツアーはしてないのですか?』

こんな声が聞こえてきました。

 

土曜日は通常より機械の稼働率が低いことからあまり積極的にファクトリーツアーを行う計画はしていなかったのですが、お客さんからしてみたら稼働率が低くても工場に足を踏み入れること自体に興味があるのでは?プチ ワークショップ等をつけて工夫して不定期ででもやってみよう。という現場の声もありこの度、7月30日の土曜日にファクトリーツアーを行なうことになりました。

◎申し込みはこちら→ファクトリーツアー on Saturday ! - connpass

 

今回は工場見学プラス、工場内にある機械を使って簡単なノート作りのワークショップを行います。その日4Fでは製本ワークショップも行なっているので賑やかにかるかな?と想像しております。夏休みに入っていますし親子でファクトリーツアーに参加するのもおすすめです。みなさん、土曜日の少しゆったりとした工場へ是非遊びに来てくださいね。

 

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さて、ここでちょっとお話を。

私が毎週水曜日のファクトリーツアーを担当させてもらい1年以上が経ちました。最初は毎回どんなお客さまが来るか、どうしたら喜んでもらえるか手探りでしたが、他のイベントも含め4Fに来てくださるお客様が帰る時の様子にある共通点があることに気づきました。

 

セミナー、ファクトリーツアー、ワークショップ、と初めて来る工場に緊張の様子はみなさんあるのですが終わった後に元気づけられるというか、明日からの仕事をまた頑張ってみよう、というようなエネルギーをもらって帰る方が多いのです。例えるのであれば良い本を読んだ後にちょっと影響されて行動に変化が出る、というような感じ。

 

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Factory 4Fに来るお客さまは印刷、製本、デザイン関係の方が多いのですが何かしらここで仕事への刺激やヒント、アイデアだったりを求めて辿り着く、というのもお客さまを通して気づきました。製本・紙加工のことを知ってもらう窓口、工場の現場とお客さんが直接顔を会わせる開かれた工場、として始めたファクトリーツアーですが少しでもみなさまの仕事に張り合いを与えられているならこんなに嬉しいことはありません。

 私たちがどんなことを与えられるかが少しずつ見えてくることによって自分たちのあり方、自分たちのあるべき基本も見えてきます。今ここでやっとスタートラインに立った気がします。

 

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「手製本の基本のきほん」ワークショップについて

 

「本が好き」と言っても様々。

 4Fに興味を持ってくださっている方は「読書」「装丁」「デザイン性」「紙」「製本」「工場 ?」と色々いると思います。そして素敵な装丁、デザインを見て「本」という立体物を作ってみたいな...と思ったことがある方も多いのでは?

 

 すごく簡単に言ってしまえば、本は紙の束を綴じた物と私は思っています。子供の頃、遠足のしおりを作る時に順番に並んでいる紙を一枚づつ、順番を間違えないように取り(=丁合)ホチキスや紐で綴じただけで「あっ、本ができた」と思ったことを思い出します。

 

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見開きページで作るとより一般の本らしくなりますが糸や寸法計算してカバーをつけるのは難しそう…と感じるかもしれませんね。 

 しかし、一度頭をリセットしてシンプルに「紙」と「のり」だけで本は作れる、となるとどうでしょう。それだけでも本は作れると思うと勇気と想像が広がりませんか?

 

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今回のワークショップはそんなシンプルで優しい製本方法です。作りやすい手のひらサイズの「ジャバラ本」「冊子」「のり綴じ」この3つを液状のりだけで作ります。

 

 そして本作りに大切なのは主役である紙の種類とその特徴を知ることです。

 本の中にはめくりやすい本や触り心地の良い本などがあります。意識しないと何とも感じないかもしれませんが紙の種類や厚さ、綴じ方が違うだけで手に取ったときの感触、心地が全く違います。これを知っておくと紙選びの際に色々とこだわりが出てくることでしょう。

 

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このワークショップ、いわゆる仕上がりがとてもカワイイ素敵な本…という感じではないかも?しれませんがFacotry 4Fのスタッフとして私が大切と思う「本質」の要素が込められたワークショップになっております。

ここで学んだことを今度はご自身でも楽しんでもらうために最後にワークショップで使用した紙をプレゼントいたします。

ワークショップでおしまいにせず、作り方をご自身のモノにして自分だけの本作りに生かしてください。そして何か製本の新しいアイデアが生まれたり、素敵な本ができたら是非Factory 4Fと共有させてくださいね。

 

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factory4ftour.connpass.com

 

沈黙の茅の輪くぐり

 梅酒の次は神社です。

去年に引き続き、夏の大祓に行って参りました。この半年間の厄を祓い、この夏を心身ともに元気に何事もなく過ごすための神事です。◎昨年のブログ神社でおはらい - 4F Blog

チガヤというススキのような植物で作られた茅の輪(ちのわ)を通り抜けると無病息災ですごせるということなのですがその大きな輪がたたずんでいる姿は迫力あります。

 

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*ドドーンとたたずんでます

去年、近所に貼られているポスターを見て行く事にしたのですが、きっかけというのが確か仕事でちょっとバタバタしていたからだった...記憶があります。

今年も会社の仲間と私の2人で行ったのですが、彼女はいろんなトラブル続きで半ば真剣な面持ちです。この時期、篠原紙工は何か運気が下がる時期なのでしょうか??(運気のせいにしてはいけませんが)

神社に行くと去年同様、多くの方々が既に茅の輪をくぐるために並んでいました。くぐる前に神主さんが紙吹雪のようなものを私たちにふり、鈴のようなもので シャリン、シャリン と頭の上から音をふりかけます。

 

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全体で1時間くらいかかるのですが並んでいる間、一緒に行った彼女とは最近仕事で起こった出来事は話ましたがそれ以外はペラペラとお喋りするわけでもなく落ち着いた雰囲気の中、輪ををくぐる順番を待っていました。

 しばらくすると、ふと彼女が先ほど神主さんが振った鈴の音に対して『良い音でしたね』と小声で言ったのが印象的でした。私もそう思っていました。

 

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*日頃忙しくしていると沈黙とは無縁..かもですね

 誰かといるけど無駄に喋らず一緒に沈黙を楽しむ時間というのは思いのほか心地良いときがあります。沈黙でいたからこそその鈴の音がよく聞こえたし、相手との程よい距離感があるから音を内面で感じられる余裕も持てるのではないでしょうか。

 

 

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*ミニ茅の輪作り

 場合によってはその沈黙が失礼な時も多々あり...現実はその方が多いと思います。

相手との会話を続けようとすることは大切ですが沈黙をうまく使い、楽しむような事をするのも人間関係を豊かにする一つだと思います。お喋りがそんなに得意でない私の都合のいい考え方かもしれませんが。

 この神事での鈴の音は(鈴でない可能性もあります…)とても繊細な音でした。このような音をいいと思うような心の持ち主の彼女ですから何か気づきもあるはず。と思いながら今年も作ったミニ茅の輪を入り口に吊るしました。

 

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 *壁に貼付ける事ができづ...吊るし状態、神様ごめんなさい

 

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ちょうど良い手作業量

 梅ジュースを作りました。

去年は梅酒を漬け、いよいよ皆で味わう予定なのですが、お酒を飲めない人も結構いることに今更気づき、今年は梅ジュースにもチャレンジしてみることにしました。

 

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コクがあるお砂糖の方が好みなのでその延長できび砂糖で作ってみる事に。

 

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 セミナーの最中にキッチンで 4Fスタッフの藤山さんと準備開始。

お水に漬けておいた梅のを取り出し、ヘタの部分をくるりと竹串で取り1つ1つ丁寧にお風呂から出た小さい子供をタオルで拭いてあげるように梅を拭いてあげます。その時も梅の良い香りがします。

 「セミナー中にこういう手作業イイな。」と藤山さん。

 

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 ふと彼女の言葉で考えたのは日常のちょっとした手作業は人間にとってやはり必要なこと、というより喜びを与えてくれる仕事なのではないか?

台所で空豆の皮をむく作業が楽しい、さやえんどうのスジをとるのが楽しいとか。その作業が食べたり飲んだりその後の楽しみになる物なら作業の楽しさは増すはずです。

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そして必要な量だけ自分の手で作るということもその楽しさを引きつける重要な点な気がします。

こういった作業が毎日超大量に、なんてなると.....「こんなやってられない」

ちょうどいい量だからこそ、ほどよく楽しいと思える...のでは...。

 

量産の世界にいるせいか、そんなことを考えてしまいました。梅酒工場だったらどうや作っているのだろう、そもそも季節物の梅が1年中あるって…すぐ物は手に入る世界に住んでるのにその裏側の事は知らない事だらけです。

 

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*虫?っていわれた

 工場で作られる梅ジュースや梅酒も美味しいけど、自分で調達して、作り方調べて、しかも梅と砂糖の化学変化の工程を見られるのはとても創造的。

作ってその場ですぐ口ではなく、時間を置いて待つ。この「時を置く」という工程があることでグッと魅力が増します。

時間は目に見えませんがこういう変化を見ると何事も毎日刻々と変化という事は起こってるんだろうな、と改めて思い知らされます。自分は果たして良い方向へ日々変化しているのでしょうか…。

 このブログを書いている最中も社員が梅ジュースの瓶を眺めて「もう液体になってきてる!」と観察してくれています。

 日々量をこなし、多忙な製本工場の中のささやかな楽しみになれば幸いです。

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*約1週間後の梅ジュース 

 

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有機的な村、篠原紙工

今週もそろそろ終わりですがみなさんはどのような1週間でしたか?

Factory 4Fのある篠原紙工では先日、工場見学で小学校3年生から6年生のお客様をお迎えしました。みなさん断裁の迫力、そして0.3mmの厚さの紙が切れることに『ワーっ!』と興奮していました。先生方からも『この機械(断裁機)いくらなんですか!?』そんな声もありにぎやかな時間でした。

途中、自分の思うようにいかず他の生徒にちょっかいを出して、その場から逃げてしまう生徒さんもいたのですが、自分が子供の頃を思い出すとそんなことをしたら先生に怒られるという恐怖でいっぱいでグッとこらえる子の方が多かったような気がします。

自分が大人になりいろんな経験をして、いざ子供を見ると、一人一人育ってる環境、持ってる性質も違うのだから突然教室を抜け出したり、泣いたり、怒ったりする子がいても当然だよな、なんて思いながらその子が機嫌を直して工場へ戻って来ることを心の中で願ってました。

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*4F 本の帯びかけ作業、段ボールに埋もれてます

 そして篠原紙工ではこの2日間、インターンシップの高校生も来ていていました。受け入れる側としてどうしたいか、どういうことを学生さんに学んで欲しいか、というのをきちんと考えないと、ただ来ているだけの高校生になってしまいます。実は会社としても受け入れ態勢がまだ未熟ですが、まずは篠原紙工という会社での2日間が楽しかった、と思ってもらえれば嬉しいです。

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*1F 突き揃え作業(紙を揃える)、なかなかいい具合でした 

高校生、ということは16-18歳、今の私の年齢ではそんなに頻繁に交流できる世代ではないのでこの際に混ざって話してみようと思い、お昼に彼らのテーブルにお邪魔しました。彼ら自身もお互いクラスが違うのでちょっと緊張の空気がある様子でした。聞いてみると軽音楽部、サイエンス部に所属していることなどの話題が出て生徒同士でも少し打ち解けた?ようでしたが自分のありきたりな問いかけ(部活、好きな学科…とか)で質問力の無さをしみじみ…。気の利いた面白い質問ができる人間になりたいです。

 

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*2F 篠原紙工での新人、岩屋くん、「話しかけたくても作業の流れで話しかけてあげられない...」と。優しい先輩です。

彼らはとても礼儀正しく、少し緊張している様子が年上の私からしたら謙虚な姿にも見えますが、心ではどんなこと思い、考え、今この時代の高校生を生きてるのかな?と考えてしまいました。高校2年生だったら今の私であれば思いもしないようなことを考えたり、面白いアイデアをもっていたり、はたまた悩んだりしてるはずです。

 

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*ラップ巻きに挑戦。これキレイに頑丈に巻くの難しいんです

 印刷物、デザイン、機械に興味があるという理由で篠原紙工を選んでくれたそうですが、工場の現場で働いたことが刺激になったのであれば嬉しい。この先この経験がまたどこかでよみがえるかもしれないし、そのまま忘れてしまうのかもしれないけど目に見えない小さな縁があればいいな。

 4Fでお昼の片付けをしながら、ふと、仕事をしているみんなを見るとなんだか篠原紙工はいろんな年齢、立場、役割をしている人がいて面白い風景だな、と思いました。そして一瞬、仕事とか全く抜きにして幸せな光景にも見えました。何でしょう...不思議です!

 

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 *4Fワークショップでおなじみの中村麻由美さん、すっかり大きなお腹になりました!

 今日はインターンの10代の少年、少女。20代の青年社員、中には本就職に迷う青年も。そして最近増えた転職組30代、はたまたお腹に赤ちゃんがいる妊婦さん、しっかり家庭をもった40-50代、長年働いて技術がある長老たち。

 まるで小さな村のようです。

 いろんな世代がいると仕事を回す時に大変なこともあるのですが、人が混ざってその世代ギャップの中でもまれながら会社を動かしていく、というのもなんだか有機的な感じで面白いことなのかもしれないと思いました。この村(会社)の人々がそれぞれ本来持った能力を出せる会社にしていきたいです。

 最後に、

本の帯びかけ作業した高校生、一つ一つ手作業な事に驚いて「これからは帯を捨てない!」と。ありがとうー。私はきれいに折って栞にしてます...。みんなどうしてる?

 

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紙とは関係のない話

Factory 4F 静かな日々が続いておりますが営業、折り、中綴じ、と各部署でのちょっとしたバタバタは常日頃。スムーズに仕事が進みますようにと見守りながらFactory 4Fのこと、会社のこれからを考えております。

 

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*4Fバンダナの洗濯をしたのですが、ここまでオレンジだと目がやられます。

 

そして先日は4Fes!以降の初のファクトリーツアー。台湾からのお客様がいらっしゃいました。どうやら台湾で弊社の「いいかげん折り」をある日本人デザイナーさんの個展で見つけてファンになってくれたそうです。近いアジアからのお客様がもっと増えれば仕事の枠も広がって面白くなりそう、とちょっと期待してしまいます。

 

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*お客さんの感動、私もこの会社を見学した際はそうだった...はず

 

ファクトリーツアーに来てくださったお客様が感動してくださるのは大変嬉しいのですが、正直なところ自社の紙加工に慣れてしまっているというのも正直な意見。喜ぶお客さんには心刺激されるのですが、新鮮さをどう自分の中にキープしたら良いのか迷うときがあります。しかし、これはほっといたらいけない問題。ただただつまらない仕事をしてしまう可能性があるからです....。

 

紙加工と全く関係ないことをする、紙関係と離れた世界をみる、というのも大事だなぁ、と思います。あと、自分が感動する側の経験をする、とか。ここ最近インプットの数が少ないのかもしれませんね。

 

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*地元野菜のコーナーで。とぐろをまいたキュウリです。

 

今までこのBlogで紙とは関係ない私の思うままのことを勝手に書かせてもらっていましたが心のどこかで紙加工のFactory 4Fだから工場、紙、本、のことを書かなければイケナイはず。と思っていました。でも今よりも、さらに、気楽にこのFactory 4FのBlogを続けて行こうか、と思います。

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4Fes! ありがとう

みなさん、こんにちは。Factory 4Fの タブチです。

4Fes!が終了して約1週間が経ちました。改めて、お越しいただいた方々本当にありがとうございました。工場は気の抜けたような感じがした日もありましたが、また私たちの日常が戻ってきました。4Fes! 後の日常に何か変化はあるでしょうか?今日のお話はちょっと固い内容かも...ですが!手元にある写真に少し裏話も付け加えてお伝えしますね。

 

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*写真の様子は前夜祭、『校正ライブ!』というマニアックなイベントに50名以上のお客様...何が起こるか分かりませんね!その後も1F、2Fは夜中近くまで準備でちょっとみんな狂ってました。

 

4Fes!が始まる前は正直なところ、どれくらいのお客さんが来るのだろう…シーンとしたイベントになってしまったら...と不安な気持ちもありましたが前夜祭も含め計300名以上のお客様にお越しいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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*装飾の準備。一本、一本、柱と柱の間に糸を貼付ける作業。想像できますでしょうか?根性あります彼。

 

 最終的なお客さんの顔が見えにくい私たちですが4 Fes!に来てくれたお客さんの反応を見ると私たちの普段の仕事でも見えないところで小さな感動を与えてられるのだ、ということがこの目で確かめられた気がします。私は受付で待機していたのですが、帰る際に『想像以上に楽しかったです!』『前から気になってた会社です。来れてよかった。良い会社ですね!』など多くの嬉しい言葉をいただきました。

 

 私の中ではFactory 4Fはそんなに知られてないはず、一般的にどういう見方をされているのだろう、とぼんやりしていたのですが、もはやそれではいけない!と思わせてくれるイベントでした。どうして目に見えることでしか判断できないのでしょうね。もっと自信をもって堂々としてよく、むしろそうしないとお客さんに失礼だなとさえ感じました。(ただ一つ、イベント慣れしていないことも大きいかもしれませんが。)

 

 

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*『レッツ梱包〜!』の練習風景。山田クン(断裁担当:左)が司会をする際の豹変ぶりに人って分からないなぁ、と思いました...才能。この風景の面白さが伝えられず無念。

 

去年はオープンということもあり、社員はいったい何をどうして良いのやら?会社は何をやろうとしているのか?など本当にいろんな声、協力、楽しみ、そして批判の声もある中、まるで台風のようにイベントを行いましたが、一種の Factory 4Fのうっすらとしたビジョンを作りあげたのだと思います。

 

今年は2回目、篠原紙工の社員も入れ替わりもあり、新しいメンバーも協力してくれて本当にいろんなアイデアが出てきました。そして昨年よりいろんなことがかなりスムーズに進みました。これは社員一人一人が少しずつ変化して今のFactory 4F(篠原紙工)の流れにのって来てるのかな?とも思います。

 

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 *この写真は前夜、帰る前に撮影。ゲーム『ハンドリフト操作』の準備ですが駐車場に並べられたパレットこれはかなりシュールです。近所の人にとっては篠原紙工が何やってる工場か謎で当然です。

 

『集団の成長』ということを考えます。企業の成長、というと大袈裟に聞こえるかもしれませんがオープンから1年。内部の人間のいろんな化学反応によって会社全体が少し前進したような気がします。組織にいると息苦しいことも多いですが、お互いがお互いの鏡になって成長させてくれる絶好の場所。自主性をしっかり持った強い組織になりたいでものです。また日常を愛おしみながら日々精進でいきたいと思います。

 

 以下写真を少し紹介しますね。

 

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 *『4Fes!』のスリップマット(レコードプレイヤーに敷く物)紙で作りました!全国のDJ、My スリップマット作りたいですかね?

 

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 *大学堂さん、なぜ来たと思います?実は毎週火曜日の20:00になるとあの音楽をならして来るのです。社員の柳さん(中綴じ担当)は常連。『試しに呼んでみよう!』という社員の声から呼んでみたら本当に来てくれた。やってみるもんですね。私も初めて食べたけど美味しかった!ちなみに、あの音楽、先代が作って歌ってる?CDは買えるそうです(¥2000くらいかな?)おそらく誰も買わないので突然言うとホットドック作ってる人の方が知らない可能性もあるので注意。

 

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 *常連の本人、柳さん(中綴じ担当)

 

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*『レッツ梱包〜!』アンケートの中でも何気にすごく人気のあったイベント。来年はもっと盛上げてやるのも良いかも。 一番右、宮林さん(中綴じのボス)写真の様子だと1番に梱包を完了

 

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*和綴じの穴を開ける機械、無事に翌週、新しい主のところへ旅立って行きました

 

 

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*社長