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多摩美術大学へ出張

 

こんにちは

Factory 4Fの タブチです。

 今週土曜日に開催される『1枚の紙からできる本作りワークショップ』

に関連してちょっと前なのですが、多摩美術大学で出張ワークショップを

行ってきましたのでそのお話を。

 (イベント詳細&申し込み→ http://factory4f.com/event.html#cal )

 

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2日間にわたるFactory 4Fの授業で1日目は私達が大学へ出張しワークショップ。2日目は学生さん達にFactory 4Fに来てもらい、工場見学と製造業の視点から見た製本の基本講義。Factory 4Fで出張し何かをするのは初めてで、

1日目の出張はちょっと緊張しましたが始まると集中の方が勝って楽しむ事ができました。

 

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手を動かして本を作るということが授業のテーマ。私ともう一人のワークショップ担当スタッフの藤山さんも個人の作品として本制作の経験があったのでとても身近に感じ、制作に対する想いを話し合い授業の進め方を考えていました。

 

1枚の紙からでも本はできる。

という今までの思い込みや難しい考えをはずす事ができるような授業にできればと思い、選んだのが通常のFactory 4Fで行っているワークショップの一つ『1枚の紙からできる本』こちらを提案させてもらい行う事になりました。

90分という限られた中で無駄を省いて進めていくためには事前の準備が必要!私も何年か学生をやっていましたが先生方は大変だったのだろう…なんて思いました。なんでもそうですがその立場にならないと分からないという事ですね。

 

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ただありがたい事に、Factory 4F(篠原紙工)は紙加工工場、現場の人に手伝ってもらえばほぼ一瞬できれいに断裁。これが1人で30人分のチップボールをカッターで手作業していたらそこそこ、

いや、かなり?時間はかかります...。こんなとき、いつも工場の現場は頼もしい~。と思ってしまいます。

 

1枚でできる本作り、基本は折って、切って、貼付ける、その作業だけなのですがそれが1枚の紙だけでできるというところが全ての本作りの基本な気がしてこれを作った時に感動したのを思い出します。多摩美術大学の学生さん達がこの本作りから何か自分自身でアイデアを膨らますきっかけになれば幸い、という思いでひたすら作り方を伝授していましたが、

私と藤山さんの中で作り方を教えるだけでなくて本の内容を自分で考えシェアするまでやりたいという思いがありました。テーマはシンプルにに『今のあなたにとって本とは?』というので6ページにメッセージくらいの文章、または絵でもなんでも表現するということを目論んでいました。

 

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特にここは大学なので自分自身で考えて学び、答えを作り出していくということの楽しさや大切さを共有したい気持ちでいっぱいでした、

が、案の定、時間オーバー!

 

最後に固定観念にしばられず、なんでもやってみてください!というような思いだけを伝えて授業を終えました。

ところが最後の最後で普段は大きな声をあげない藤山さんが突然、『明日のFactory 4Fに来る生徒さんはこの作品も持ってきてくださ~い!自分にとっての本というテーマで考えてきてくださ~い。』と叫びました。私達は低温だけど地味に熱意ある授業ができたのでは?と思います。

 終わってからも熱心に質問してくれる学生さんや工場見学楽しみ!と言ってくれる方もいて私達も心嬉しい時間が過ごせました。

 

普段のFactory 4Fのワークショップでも中身まで考えて皆さんとお話ができたらいいかな~、と藤山さんと話しています。これだともはや製本ワークショップだけではないかもしれませんね。

 『本とは?6枚のメッセージカードで表現してください。』とか。

エッセーのお題みたいです。

 

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