IKEAで想像力と創造力を使う

先日おなじみのIKEAに行ってきました。

 

黄色と青という元気の出るような色の大きな建物、入ると広ーい開放感ある中でレイアウトを見るように作られていて家のテーマパークみたいです。

 

一人暮らしなのか、ファミリーなのか、狭いのか、広いのか、とその時々に応じての家のアイデアを与えてくれます。ここに来ると色んな人のライフスタイルを見ている気がしてそして家に住むことや家族という事を考えさせられます。

 

ついつい、これも必要かも、あれも必要かも、という衝動に駆られますが、深呼吸。それホントに必要?

頭の中は選択でフル回転、そう、ここは楽しいけれどものすごい疲れる場所なのです。

 

しかしここでは勉強になる事がたくさんあります、何でも基本自分でやる事ということ。『困ったら声かけてね、』のスタンスのスタッフ、物も自分で選んで、運んで、組み立てて、忘れてはならない、袋も持参、ちょっとお店側に教育されている気がします。サービス精神旺盛な日本人には思いつかない発想かもしれません。

 

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そして買い物後の疲労困憊で待ち構えているのは食べ物。必要最低限の精神は50円のソフトクリームにも表現されています。持ち手のコーンには紙も巻かれていません。50円とまるで駄菓子感覚の値段も手が出しやすくついみんな買ってしまうのでしょう。私もそうです。

 

昨日も一人で大量に椅子を買う時に倉庫で一人でできるだろうか…と一瞬不安になりましたが、そしたら誰か助けを呼ぼう。と考え直し、ひろーーーーい倉庫をウロウロ、地震の時どうなるんだろう、とか考えつつ前に進みます。

お目当ての商品数も軽々とクリアし、ひたすら在庫をかき集め、ひと汗かく仕事です。

 

ここでも思う。「椅子100個お願いね、」とお店で伝えるとその背後には倉庫に行って在庫チェックして重い物をひたすらかき集めてという仕事をしてる人がいて、そしてこんなに大量にストックされている家具をみると家具の大量生産の現場もどうなっているのだろう、と想像する。Factory 4Fも工場なので親近感もあり。

 

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IKEAは買い物の他にそういう事を考えるきっかけを与えてくれています。本国スウェーデンのお国柄を世界に広めるビジネスでもあるなぁ、と思いながら片手にはソフトクリーム、片手には篠原紙工のトラックの運転手さんへのお土産ポップコーンを持って待っていました。

 IKEAで買い物して帰りは製本屋のトラックだなんてすごく贅沢です。

 

Factory4F タブチ http://factory4f.com/