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組織での意識変化

ここ最近のFactory 4F、篠原紙工の社員はインフルエンザの病に襲われとても静かだったようです。私もその一人で、症状は軽かったのですが非常に体がだるく、しばらく静かに過ごしておりました。おかげであっという間に前回のブログから時間が空いてしまいました。みなさまはお元気でお過ごしでしょうか?

 

今日はここ最近のファクトリーツアーの様子とお客様との会話の中で現場で働く社員の意識という話題が出たのでそこのとを少しだけお話ししたいと思います。

 

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*この日は神奈川県の印刷組合の方々。20名も!来てくださいました。

 

1月の後半からFactory 4Fへのお客さんの出入りも賑わいはじめました。近所のかわいいお客様、小学生の社会科見学としてのファクトリーツアーの申仕込みもあり、水曜以外にも特別開催したりしてにぎやかな日々が続きました。3年生だったのですが今回の生徒さんは大人しく、お行儀がいい子ばかりでびっくりです。小学生の質問はシンプルでいつも考えるネタをくれます。『どうしてこの仕事に就いたのですか??』とかね。

 

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*3年生のかわいらしい生徒さん、センスのある質問や答えに私が学ばさせてもらいました。

 

そして、ある日のファクトリーツアーは偶然にも2組様とも関西からのお客様でした。一組は兵庫で印刷加工業の経営をされている方、そしてもう一組は大阪のレトロ印刷さん、篠原紙工でも携わってお仕事をしたことがある会社さんです。レトロ印刷さんの女性2人は工場内の様子や機械に反応がとても良く案内する側も気持ち良くできました。ところが、兵庫からのお客様の反応はというと工場に見慣れている、という感じです。

 

印刷会社経営者となると工場も持っていてその中に製本部門もあったりすると確かに工場へ来てもそんなに大喜びするわけではないですね。どんな事が知りたいのかを探る為にもお客さんとの共通点を見つけ会話を進めていくと経営のことに興味を示してくださいました。

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*どうやってマジック折りが折られるのか解説中

 

お金の動きや仕事の調整の話となると私はできないので、そしたら代表の篠原と話す時間を作った方が良いかな...と頭の中では万が一のプランも考えていたのですが、嬉しい事にFactory 4Fがどのように立ち上がったのか、またどのように現場の人がファクトリーツアーの際に自分で説明するようになったのか、というような内容の質問を受けました。私で答えられる内容の質問だったので安心したのと同時にとても素直に質問をぶつけてくださる方だなぁ、と嬉しく思いました。

 

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現場で機械を動かしてる人が直接説明してくれることに感動、人前で説明する事に慣れているとおっしゃってくださいました。どのように社員をそういう方向へ持っていったのか、Factoty 4F立ち上げの時に他の現場の社員からの理解は元々あったのか、協力的だったのか等々。

 そういうことを聞いてくれてありがとうございます、と思ってしましました。正直なところ普段現場で黙々と機械を動かしている社員にどのように会社の新しい流れについてきてもらうか、というのは大きな課題でした。理解するスタート地点にも立ってないと感じることも多々ありました。具体的にどうやってという答えは無いのですが、ただただ少しずつコミュニケーションを重ねての今です。

 

ここで偉そうに書かせていただけるほど解決したわけでもなく、今でも試行錯誤中です。しかし何度かこういう質問を受けた経験があるのでその度にどこの工場経営、いや、会社経営でもある問題のだろう、と思うようになりました。

 

私は会社経営なんてした事ありませんし、工場で働く事も初めてで、Factory 4F 担当でまさかこんな社員の意識を扱わなければ前に進まない仕事、ポジション、いわゆる大きな困難が待ちうけているとは想像していませんでしたが、よく見たらどんな業種、工場だから、というより組織として何かを動かす時に必ず出て来る問題であってそれこそが本質的に重要で解決しなければならない問題なのだろうと考えるようになりました。

 

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Factory 4Fというプロジェクトを行う事でむしろ浮き彫りになってきたというのが正直な所です。今まで小さいけれど放っておいた問題が出てきてる。いよいよ問題に向き合わなければならない時が来た、という表現がいいでしょうか。

 

よく言われることですが仕事を動かすのは結局は「人」です。このありふれた言葉がFactory 4Fの仕事を通してますます深く考察しなければならないと思うようになりました。

 

同時にちょっとした変化があると嬉しくてたまりません。

『そんなもんだ〜。何かを動かすには。だからあまり深刻になりすぎなくていいヨ。』後ろから小さな妖怪みたいなものが時々ささやいています。まぁ、何か新しいことを始める時はそんなもんなんでしょう。

 

ちょっとネガティブな内容の文章となってしまいましたがこういうことこそ多くの人と共感したいと私個人では思っております。外の方々が思うFactory 4F、篠原紙工、のイメージ、期待を崩さないように、しかし嘘はつかないで正直に今の自分たちを見せながら成長する工場、Factory 4Fでありたいと思っております。

 

Factory4F タブチ http://factory4f.com/