ファクトリーツアー/4Fは夢の空間...
昨日のファクトリーツアーの様子をご紹介。
デザイナーさん、フリーのレタッチャーさん、そして印刷業界のディレクターさんの計4名様の工場見学。14時スタートなのですがその時間になると相変わらずソワソワ、昨日もそんな様子で待っていました。
Factory 4Fのことをお話して、グランドオープン以降の商品 『4F BOX』の紹介をしていると質問がたくさん出てきて『なるほど、そういうところを見るのかぁ~』とこちらも勉強になります。主催してる側だと凝り固まって商品に対する柔軟な考えが出来なくなってしまうことがあるのでファクトリーツアーのお客さんからの質問は貴重です。
断裁で迫力あるシーンを見てお客さんのある一人が『楽しい~』と。昨日のお客様は印刷物に詳しい方ばかりだったのでプロの目線と言うか、機械の隅々まで見学する様子で、オペレーターに『どうして機械のここにooを貼っているの?』とか『機械のこの部分の部品は自分で工夫してるんですか?』などとかなりマニアックな質問が多かったように見えました。
折り機を見学している時は割とお客さんから積極的にオペレータに話しかけてコミュケーションとっていたのでその場の流れであとはオペレーターにお任せしてしまいました。
1階と2階の工場見学が終了し、4階(Factory 4F)に戻ってきてお茶を飲みながら一息つくとお客さんもリラックスするのかいろいろな感想が出てきます。
その中の意見で「現場の方々がわざわざ機械を止めて説明してくれるのがスゴい、見学されるのに慣れてるんですねー。」
というのがありました。このご意見は(ありがたいいことに!)何度か頂いたことがありますが、そのウラを考えると『現場の人=話しかけられるのがイヤ』それが一般的、というのがあるんだろうなぁ、といつも思います。
確かに機械を止めればその分仕事は遅くなるのですが、止めてでもお客さんに説明する価値があるという考えが篠原紙工の現場に浸透してきている証拠かな?と思うと製造業の底上げをも心奥底の目標としているFactory 4Fの動きは間違ってないんだ、と思えます。
そして4Fにある古い機械達の説明をしました。多くの機械は代表篠原のアイデアのオーダーメイド道具だったり、どこからか安値で仕入れた中古機械、もしくは譲り受けた物だったり、(だんだん増えていくのが問題なのですが)等々、お客さんにお話しすると、「この4階スペースは篠原さんの夢のような空間のようですね、まるで少年の頃に夢抱くような遊び場、というか…」
私もその通りだなぁ、と思います。もしかしたら夢なのかもしれない。お客さんが帰った後、謎なことを想像しました。
とてもユニークな会話が出来ました。ありがとうございました!
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