製本工場で写真集刊行パーティー!
こんばんわ。Factory 4Fのタブチです。
11月始めのイベントは写真集『STILL LIFE』の刊行記念トーク。どのように本が作られたか、制作チーム勢揃いのトークです。
写真集出版記念トークというと写真家とデザイナー、編集者が人前で話をする、というスタイルが多く見られますが、印刷会社、紙会社、そして製本会社の人が人前に出て一緒にトークをするということはあんまり見られなかったのではないでしょうか。
*みなさん良い笑顔!
正直に書きますが、製本業界に入って驚いたのは『下請けの下請け』という言葉をよく聞くこと。自らをそのように表現するのです。業界を知らない、ある意味世間知らずの私としては『そうかぁ、でも印刷物は世に必要な物だし、やってることはおもしろいのに』と思っていたのですが、仕事を通してネガティブな気がこの業界にあることも気づきはじめました。
しかし、今回の『STILL LIFE』の制作チームトークを(仕事しながらでしたので部分的にですが)聞いていてこの制作側のプロ意識ナシには良い物は作れないよなぁ、とごくごく、シンプルに思いました。写真集を作りたい、という素晴らしく才能ある人がいたとしてもその人が物を作る技術も知識もなければその夢は叶わないわけで。
どの仕事でも同じだとは思いますが、何度も書きますが、Factory 4Fで仕事をしているとそういう...そもそもの働くことや見えない所で多くの人と繋がって仕事が動いているというのをすごく考えさせられます。こうして裏側トークイベントをやったりするからでしょうか。
世間一般では下請けと言われている製本工場で写真集の作者とともにトークをやるなんて一昔前の業界の人が見たらどう思うでしょう?何度も思うけれど、自分たちがやっている仕事の価値を見直すというのが今この世には必要な時代なのですね。
ぼんやり考え事しながら受付作業をたたむと4Fのキッチンには美しい女性達がパーティーのために料理を着々と準備していました。やっぱり食事やお酒を共にして心打ち解ける時間があるとないとでは大違い。お客さんとの交流ではまた次に繋がるヒントも得られるし、日頃思うことがお互い直に伝えられるし。皆さん楽しそうでした。
さて、
この日の料理担当 (左)杉田さんは『寿喜多』(スギタ)という名で料理をふるまう活動をしております。Facebook page 寿喜多(すぎた) お料理を彼女に頼みたい方はぜひ!
* Hey ladies!
*杉田さんには『ぷまい料理お願いします』と伝えてください。そして定期的に食事会を開いていますので興味のある方はチェックしてみて!色んな人にも出会えますよ。
*製本工場です
*ちらし寿司
*メニューは和紙に活版印刷で!
*かんぱーい
あるお客さんは連続セミナーのために東京へ滞在していてその最終日にこのイベントに飛び入り参加してくれました。『東京滞在での締めくくりに素晴らしい夜でした。ありがとうございます』と。こちらこそ、そのようなお言葉をいただけて感動です。ありがとうございました。
*ちょうどいい規模のパーティでした
*良き集合写真!
☆Factory4F タブチ http://factory4f.com/