過去の3S(整理・整頓・清掃)活動を振り返ってみる

 

今このブログを倉庫で書いています。

前回に倉庫の片付けをコツコツとしているとブログに書いたのですが

それがひと段落し、ある程度の空間が倉庫に生まれました。

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見た目の美しさにおいてはそんなに変わった様子はないけれど、

物が減った分だけ動きやすくなったのと、

ざっくりでも物量が把握ができたおかげで日々の片付けの際に

途方にくれる恐怖感みたいなものから解放された気がします。

 

今までは社内の誰かに『OOってどこにあるっけ?』

と聞かれてそれが倉庫だと行くのも億劫だな...なんて思っていたのが

今では倉庫から必要な物をを出すのが嫌ではない。

 

空間があるって素晴らしい。

空間ができたおかげで小さな机と椅子を置いてこうして

ブログを書いてみようかな、なんて思えるのだからすごい。

倉庫にいると機械音との距離感もちょうどよく悪くない。

(仲間の顔が見れないのがちょっと寂しいかな...)

 

3S活動(整理、整頓、清掃)に取り組んでいる企業はたくさんあると思う。

それが実行できず悩んでいる企業もいると思う。

 

篠原紙工もかつては思うように動かず、一部の社員だけが動いていて

イライラしていた時期もありました。

ただ、イライラをぶつけても社内の人間関係が悪くなるだけで

篠原紙工の思う理想や幸せのあり方から遠ざかってしまうばかり。

なんのために3Sやってるんだっけ?と考え込んだ時期もありました。

 

結局のところ、整理・整頓・清掃はごく当たり前の日常のとして地道に続けつつ、

それよりも自分たち会社がどういうふうに在りたいか、

ということにフォーカスし、その考えを社内で共有した方が、

自然と3Sの意識も社内全体に広がるような気がします。

 

そして整理・整頓・清掃が思うように行き届いてなくても

社内の人間関係に息詰まりがなく、簡単に言えば程々に

仲良く気持ちよく仕事をすることの方が大事ということ。

 

それを基本により良い社内環境や人間関係づくりをしていきたいものです。

 

3Sが行き届いてるから人の意識が変わるのか、

人の意識が変わるから3Sが整うのかに、

どちらの順番でも正解だと思うが最終的にはどちらも大事で

両面が鏡のように姿を照らし合わせて会社の成長に繋がるのだと思う。

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