ロンドンに日本はあるけど、東京にイギリスは...?

London Design Festival (LDF)

ロンドンの街全体が盛り上がるのかと想像していたのですが、
全体というより、ロンドンの一部エリアを中心に
美術館でイベントや特別展示、

ショップでは商品の特別販売などをする、などなど
割と落ち着いている印象でした。


 

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私たちが動ききれてないだけだったかも、だけど。



昨年、ロンドンでの展示会で出会った


ショップオーナーの牟田園さん


彼女からのお誘いで印刷加工の商品が
展示販売されることになったのですが、


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彼女のショップ、和組 wagumi は
OXOタワー(オクソタワー) Oxo Tower Wharf
というロンドンの名所でもあるビルの中にあり、

目の前はなんとテムズ川が一望できるという

素晴らしい場所。
こんなところに日本のお店があるなんて嬉しくなります。


 

 

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和組さんに置いてある商品は全て、

日本の工芸品だったり、
洗練されたデザインを中心とした

セレクトショップ

背景にしっかりとストーリーのある商品ばかりです。




お店はオーナーの牟田園さんも含め3人の日本人

私もお客さんに印刷加工連の商品を
説明する為に何日かお店にいたのですが、

スタッフのみなさん全商品に対して
知識も豊富で一つ一つ丁寧に
説明している姿が素敵でした。



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ただ売る。
ではなく


商品の背景やコンセプト、
どこで作られたか、
誰が作ったか、
どんな技術がこの商品にはあるのか、




ここ数年、私も印刷加工連を通して
背景ストーリーの重要性を
考えるようになりましたが、


お店に立ち、商品を売るというのは
「物を売る」といより、


伝道師的な役割の方が大きいのかも....

その結果、商品が売れる。





滞在中、
個性的なロンドンっ子がお店に来て、

「日本での舞踊のことを知りたいのだけど...」

という質問をしてきました。


和組のスタッフさんたちはそれにも明るく、
できる限りのことを説明していて、


「伝統? 歌舞伎?コンテンポラリーダンス?」
「....白...寺山修司?」

お客さんとのゆるーい、
お喋りのような時間が流れてました。



このお店はロンドンでの
日本の入り口のような役割もしているのですが

世界の大都市でほのぼのとした風景が
見れた気がしました。




そういえば.....
逆って.....ないですね。
東京も世界の大都市の一つなんだけど。


イギリス人がイギリスの商品を売って、
イギリス人が店員もしていて、


東京にはコスモポリタンな感覚はないかも。



東京における気軽に行けるイギリスの入り口。
あったら教えてください。T