神社でおはらい

 今日から7月。1月1日から6月30日までのこの半年間、皆さんどのように過ごしましたでしょうか。

会社の近くに区内のお知らせ掲示板があるのですが、そこで気になるポスター発見。白地に黒字で『大祓』と書いています。よく見てみると『夏越しの大祓(おおはらい) 茅の輪くぐり神事 』どうやら私はこの神社が出す広告に魅かれるらしく、前も分かりやすくて良い広告だな、と見てみるとその神社の節分神事のお知らせでした。

 

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夏越しのお大祓は半年間の罪、穢れ、厄、病をはらい清めてこの夏を元気に、無病息災を祈る神事です。分かりやすくすーっと心に入ってきました。そしてふと、会社のためにも個人のためにも神さまにお礼をしに行かねば、そういう想いが湧き出てきたので行く事にしました。

 

社員数名にも声かけしたところ、何人かは反応してくれていましたが当日の仕事によるとのこと。皆が来ようが来まいが行くぞ、ぐらいの勢いでそんなに信仰心あったっか?と自分でも思うほどでした。

 

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まだほんのり明るい夜7時、神社にたどり着くと既に多くの人々が集まっていました。

茅(カヤ)で作られた大きな輪があり、そこをくぐりながら半紙をやぶり、心身を清めるという神事。人々の輪に入り清めの順番を待ちます。後ろでは一生懸命インド人に日本の事を説明している人もいて、皆どんな思いでこの神事に参加しているのだろうと想像していました。そしてインド人はこの日本の行事をどう思うのか。

 

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仕事やプライベートでどうにもこうにも説明のつかない流れで良い方にも悪い方にも転がる事はあります。日常で神社に行ったり、こういう行事に意識的に行く事で目に見えないものに守られていることを想像したり、信じたりすることはちょっとした精神の支えになると思います。今一度、生きる意味を考えたり。

 

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 *茅の輪

 

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 *こじんまりとした素敵な神社です。お近くの際はぜひ

 

 良い事も悪い事も日頃の小さな因果関係の積み重ねなのかもしれません。自分でも気がつかないうちにしてしまっている悪行を清めるという目的を持って神社に行くと行く意味が感じられます。

 

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神道的に正しいかどうかは別として。 私の場合、神社にお参りする時は願い事をする、というよりは近所の神様である氏神様にお礼を言うくらいの気持ちの方が欲深い自分にも直面しなくてすむので気が楽です。もしくは謙虚な気持ちでただ手を合わせて一瞬だけ無心になるか。そうやって自分なりに神社と付き合うのも面白いです。

 

 

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*茅の輪作り指導

 

この半年間、会社でも事故無く元気に過ごせた事を感謝し、後で合流した社員と最後に葉っぱで茅の輪を作って帰りました。ちょっとしたご近所、地域交流のような事ができて皆満足です。

 

翌日、ひっそりと秘密で4Fの入り口に茅の輪とおふだをお祀りしましたがお昼のミーティングの際に「なんか落ちた」と。茅の輪が落ちていました。「不吉」と言われてしまいましたが、ここにいる神様はタフだということにしておきます。

 

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 *仕方なく吊るしてます

 

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