変化との付き合い方

今まで篠原紙工で頑張ってきた電子レンジがずっと不調で、ついに買い替えました。その電子レンジがきた日、社員の一人が嬉しそうに『おお、新生活っぽい…..』と一言。

 そうか、そんな時期なのか。

何だかその彼女の一言が心に残ります。

 

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*新しい電子レンジ、冷蔵庫は昭和な感じの緑...です 

 

新生活、春。

 

以前にも書いた記憶がありますが、私はちょっと春が苦手です。気温差も激しかったりするせいなのか、なんだかソワソワ、この気持ちが何なのか。もしかしたら子供の頃、学校のクラスが変わったりして馴染むのに時間がかかってたからなのか? それもちょっと違う気もして、

正直なところ自分は変化に対して恐れはあまり無い…と思っていたのですが、私の心奥底は変化を恐れていて、それが今までの人生の記憶と結びついてこの春先のソワソワ感に実は繋がっているのかもしれない。そんな事をぼんやり考えました。

 

自分の内心というのは案外に分からないものです。その自分の中の記憶や感情の慣れをどのように上書きしていくべきか?

  

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*本にまみれた旧電子レンジ。今までありがとう.....

 

私は篠原紙工の中でもFactory 4F という肩書き不明の社員でして、お茶を入れたり、掃除をしたり、話を聞いたり、と身の回りの雑用と言われそうな事をしているのですが、そのポジションから見えるこの会社の変化というのは結構大きく、それは日々の積み重ねの結果なのだろう、と思います。 

 

私は工場の機械の扱いや実務では直接変化を起こす事はできませんが、社内での会話の内容、時間の使い方、言葉遣い、挨拶、食のこと、健康、お金の使い方、いわゆる日常の行いを意識すれば結果仕事の意識変化にも繋がるものと信じてます。

 

今まで存在していた、当たり前を見直し、崩してまた新しい当たり前を作って毎日の中にちょっとづつ取り入れて行く。小さい変化ってそうやって起こっているのかもしれません。そして、そういう地味な事にこそ日々意識していかない限り、大きなステージというのは変わらないのでしょう。それは個人レベルでも会社レベルでも。

 

人は慣れている方が楽ですから変化を恐れ、嫌います。しかし、恐れよりもステージが上がることの何とも言えないあの全体的な幸福感を実感できることが積み重なればこの世を生き抜いて行くのはきっと楽しくなるはずです。

 

日々の小さな変化をどう作り上げて行くか、そのためにまずは自分はどのように在りたいか、在るべきか、そんなことを毎日考えています。T

 

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*私はつい下をむいて歩きがちです。お金もよく拾います。でも明日は歩き方や姿勢により意識してみます。