3月の繁忙期と孤独感

3月は繁忙期。

篠原紙工も毎晩遅くまで仕事をしています。

みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?

 

過去、私が別の会社で残業や終電帰りの生活をしていた時のことです。

心身ともに大変なのですが妙な充実感はあったようにも感じます。

しかし時折、強い孤独感や虚無感に襲われる時がありました。

とくに行き帰りの満員電車の中、このままで良いのだろうか?という問いを

何度も自問した覚えがあります。

篠原紙工にいても3月になるとその頃の自分をよく思い出します。

 

先日、私の主催する『*生き方研究室』で

『孤独』をテーマに数人で話し合いをしました。

 

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*『生き方研究室』手作り菓子 No.5 / チョコレート致死量!ブラウニー

 

 

時折内面から湧いて出てくる孤独感は一体なんなのだろう?

というところから話は始まり、

 

周りにはたくさん人がいて、仕事も表面上ではうまくいっていても

自分は本当の意味でこの会社、何かの組織、または家庭でさえも

役に立っているのだろうか?と思うと自分一人だけ取り残された気持ちになる。

 

 

パートナーと理解しあえないのは一人の孤独よりもっと孤独、

どうしようもない自分の無力感を感じると孤独が襲ってくる、

という意見も出てきました。

 

孤独というのは自分が誰にも理解されていない、相手にされていない、

愛されていない、必要とされていない、と自分で感じる時に浮上してくる

感情のようで全て自分についての悩みのように見えますが、

 

今回参加してくれたメンバーと話しているうちに

 

孤独は他者という存在があって余計に浮き彫りになってくる感情であることに

気づきました。

孤独を考えるということは他者の存在を考えるともいえる。

人は他人と共に生きていく生き物と考えると孤独から逃れることはできない。

 

結婚したら孤独から解放されるかと思ったけど、また別の孤独感が出てきた。

という意見にも深くうなずくことができ、それはある意味自然なことなのだろう、

とも思えました。

 

『孤独は心に余裕と時間があると入ってくるから何かに打ち込んで、自分を忙しく

して考えないようにしている気もします...』という話も出ましたが、それはそれで、

そういう孤独を避けようとしている自分に気づかないのも悲しい、

というような意見も出て非常に興味深い話し合いでした。

 

 

こう見ると孤独ってなんだか嫌なものにしか見えませんが

本当はそうではないのかもしれません。

孤独と仲良く生きていくという考えも大切で、

孤独を感じるからこそ、他人のことを思いやることができる。

孤独と向き合うことで今の自分がどんな気持ちかを考えるきっかけになれ

たり、本当の意味で豊かさや心の強さを作っていく大事な要素な気がします。

 

答えの出ない話合いは楽しく続きましたが、

一人でも孤独、誰かといても孤独、人間って面倒くさい生き物。

年を重ね、社会と関わりがなくなって物理的に孤独 になったらどうする?...という

話題ではメンバーのある人が『常に好奇心を保つように心がけてれば大丈夫なのでは?』と一言。

『年を重ねても物事に疑問を持ったり、ワクワクすることにチャレンジしていれば

人も情報も寄ってくるしね、』と。単純な答えのようで非常に大切な意見です。

自分の中の好奇心をもっと意識してみようと思いました。

 

 

一つのテーマを何人かで話し合う、思いもしなかった意見や自分の心も整理されて

非常に貴重な時間です。

 テクノロジーのおかげで繋がりが簡単に持て、人生に予期せぬ面白いことも

起こるのが今の時代の面白いところ。

その一方で孤独と向き合い奥底の自分と繋がることは本当の自由を手に

入れることなのかもしれません。

 

参加してくださった方々、ありがとうございました。

 

 

*『生き方研究室』 は生きる上で考えざるおえないであろうテーマを数人で話し合う会。

哲学的なことを難しく考えずに生活に取り入れて心豊かにすることが目的です。

ご興味がある方はご一報ください。tabuchi@s-shiko.co.jp